冬休みの間、俺と桜井は二日に一度は会うといった感じだった。 一緒に宿題をやったり、どこに行くってわけでもなくブラブラと歩くだけって日もあった。 たまには圭一も呼んで三人で遊んだりってこともあった。 「龍、明日はどうすんだ?」 圭一の言う明日とはクリスマスイブのことだ。