すべてはじめて



鞄を持って急いで部屋から出ていこうとするが俺は桜井の腕を離さなかった。




「あ、秋葉君。腕・・・・・」




「由稀、好きだよ・・・・・・」




そう言って桜井の腕を引っ張り引き寄せた。




「秋葉君・・・」