「ハァハァ・・・桜井・・・・」 全力で走って、息も切れ切れで花壇まで走って、しゃがんで花を見ている桜井を見つけた。 俺に背を向けているからまだ俺が来たことに桜井は気付いていない様子だ。 ゆっくり、ゆっくりと歩いて桜井の方へ近づいていく。