「龍って最近ホントにわかりやすいよなぁ」 「うるさい」 そう圭一と吉野にからかわれながら雑誌を見ていると教室のドアのところから呼ぶ声がした。 「龍~ちょっと二人だけで話しがしたいんだけどいいかなぁ~」 話し掛けてきたのは遠藤みくだった。