桜井が俺を幸せにしてくれる。



図書室に下校のチャイムが鳴り響く。



「そろそろ帰ろっか」



吉野の言葉にみんな頷いて立ち上がる。



秋も終わりに近づき冬がそろそろやってきそうな季節。