桜井は言葉を途中で止め、顔を真っ赤にする。 「じゃぁ好きな人って?」 俺はまだ信じることが出来ない。 「じゃぁあのメールは?」 質問ばかりしてくる俺に桜井がさらに顔を赤く染め夏の空に響き渡るぐらいの大きな声で叫んできた。