先生へ -君に詠む愛の歌-

*****佳央視点*****

ここ2~3日

ずっと何も考えられない

日が続いている。


こんなんじゃダメだと

わかってはいるけれど・・・


窓の外を眺めていた。

今日も月がきれいに出ている。


ふと、視界の下の方に

白いものが動いた。


え?!


柚那?!


柚那が窓に向かって

白い手袋をした手を振っている。


あわてて玄関に向かった。


ドアをいきおいよく開けた。


「どうしたの柚那!」


「どうしても今日中に
 渡したいものがあって♪
 これ!」


そう言って

紙袋を手渡された。

中にはプレゼント包装された

包みが入っている。


「え?何??」


「あ、まだ見ないで!
 部屋で開けてね♪
 壬生先生とおそろいの
 パンダのお礼♪(笑)
 じゃあね♪おやすみ!」


「あ、ありがとう!
 おやすみ。」



柚那はニッコリ笑って

走って帰っていった。