白雪姫と消しゴム



懐かしい~っ
茶色い床も白い壁も
やっぱ変わってない!

「懐かしーっ」

「いいから、早く」


透真は手を繋いだまま
教室の扉をあけた



ガラッ…─────




皆の視線が

ジリジリと痛い


「とっ…とぅま…」