白雪姫と消しゴム



この声に
あたしは救われた
馬鹿なあたしも
あんたがどんだけ
すごいやつか分かった


「俺!宮城透真!」



公園で聞いたのと
同じ声だった


「は、は、は?」

あたしは取りあえず玄関に走る