白雪姫と消しゴム



「ごめん…」

あたしは下を向いて

ボソッと言った。



あーぁ~
どうしよっかな?

あたしがトボトボ

歩いてると


頭にポンと

温かい何かを感じた



あたしが顔をあげるより前に


透真の声が聞こえる



「おこんなよ、ごめんて」