突然の結婚

そして…


俺は、ホテルにあるレストランで接待を受けていた。

少し離れた席をみると男女数人が楽しげに話をしていた。

多分合コンだろう…


男をみると、うちの会社の連中だと分かったが…

仕事が終わって、まあ気分転換といったところだろう。

でも、その前に座る女の子たちの中に彼女がいた…

彼女と目があって…俺は目をそらした。

別にお互い自由にしていいと言っているのだから、問題はない。


少しすると、彼女は一人、廊下に向かった…

俺は、何も考えず、席を立ち、彼女を追いかけていた。


少しすると、化粧室から彼女が出てきた、俺が廊下にいることにびっくりしているようだった。

そして、俺は、うちの社の連中との付き合ういはだめだと伝えた。

彼女は自由にしていいと言ったと言い返してきた。

そんなやり取りの最中に合コン相手である企画の奴が一人現れ、ナンパはだめだと俺に言う…

俺は、そいつに彼女が俺の妻だと言ってしまった…


そして…彼女に向かって

「亜紀…はっきりと言っておく。
 自由にしてはいいけど、俺の妻であるということは忘れてはいけない。
 そして、既婚者であるということを隠しておくのも駄目だ。
 いいね。私は仕事があるから・・・」