突然の結婚

彼女をなだめすかし…俺は彼女をマンションの中に入れた。

とりあえず、第一段階終了だ。


彼女にこれからの話をした。

お金のこと。大学のこと。生活のこと。

すべて自由にしていいと言った、そうすれば、とりあえず、彼女は自由にできるし、大きな問題はないと思っていたからだ。

それは、俺が、女を信用していないことも愛したことがないことも…
そこから、その発言が出ているのだろう…


彼女は結婚に夢を持っていたようだ。

愛しあって結婚をして、子供を生んで…何ておとめチックなんだ。

それはまさに理想であり、現実はそんな甘いものではないんだ。


そんなお子ちゃまなこの子と一緒にいることも話すことも面倒に感じた。


俺は、話が終わると、書斎に入り、仕事を始めた…


そして、婚姻届を書き、彼女と一緒に役所に提出した。
役所に行くときは彼女を誘って一緒に行くことにした。とりあえず、同意であることを目的にしたわけだが…彼女には夢をかなえてやると伝えた。

自身・・・なんてひどい奴なんだろうと思う。