「卒業おめでとう。」 「うん!」 里乃は、一般的に言うツンデレと言う奴で、俺達は付き合う随分前から両思いだった。 それが分かった途端、里乃は急激にツンデレのツンの部分が減っていった。 今日は卒業式。 ようやく、約束が果たせる日。 「里乃。俺と、ずっと一緒に居て欲しい。」 「えっ!?」 ひざまづく俺を見て、顔を輝かせる里乃。