3人の王子とあたし






キ…キスされるのかな?!


でも、嫌じゃない。

蒼空となら…って思ってるあたしがいる。


コラ!!あたし!!軽すぎでしょ!!


でも、それでも身体は素直で。

瞼をゆっくり下ろす。

「うぅっ…」

って変な声が出た。


馬鹿~!!あたしの馬鹿!!

何やってんの!!



「萌愛~、何もしないから瞳を開けて?」

って蒼空に言われた。


えっ?何もしないの?


それなら…そっとゆっくり瞼を開ける。



ドキドキした。

まだ、胸の鼓動が止まらない。



そっと蒼空を見た。

「僕、萌愛のコト気に入った♪だから、また明日ここに来てよ?いつでもいいからさ♪大丈夫、もうしないから」


って言われた。