永遠の愛─先生の声─

~紗弥side~
「それでな、彼女を紹介したいのもあるんだけど。実は高野のこと、話したんだ」
「高野のこと?何で?」
「私は三人兄弟の真ん中なんです。兄は零さんと同い年。妹は高校1年生です。
私の妹は視覚障がいあります。ですが、今普通の高校に通ってます。小学校、中学校はやっぱり義務だから学校も多いし、障がいの程度とか特別支援学校が近くにないとか場合によっては特別支援学校ではなく、普通学級や特別支援学級に通うことが出来る。けれど、高校は正直難しいのではないかと私は思ってました。高校への進学率が80%から90%を超えたけど、やっぱり自由ですし。けど今、妹は友達もたくさん居て、障がいなんて捉え方なんだって」
「捉え方?」
「はい。妹に障がいがあるのが私には当たり前だった。だけど、小学校高学年になった頃かな。障がいがあるってやっぱり普通の人から見たら障がいはマイナスなんだって思った。でも、高校に入ってちゃんと障がいのことも含めてキチンと話したらわかってくれた。それでも中には障がい者ということをネックとして捉えてる人も居たけど、本人が一生懸命やってるのを見て認めたって言い方はおかしいですけど、認識してくれたんです」