永遠の愛─先生の声─

~瑞輝side~

 あれから、何度か休みを挟んだけれど俺も忙しくて彼女と会うチャンスがなかった。そして、ようやく今日、零の彼女に会うことが出来た。



「今、お付き合いしてる原田紗弥ちゃん(ハラダ サヤ)。11月には入籍予定なんだ」
「原田紗弥です」




 零から紹介された彼女は童顔で、背も150くらいの女の子だった。見た瞬間、中学生か高校生と言われてもおかしくない。
 ただ、着ていた服がスーツだったから高校を卒業しているのだと俺はわかった。



「マジ?おめでとう。零!」
「紗弥ちゃんは今大学4年生」
「4年って就活中?」
「はい。でも、私は教師希望で決まりました」
「そうなんだ。高校?」
「特別支援学校です。だから県の教育委員会に採用されました」
「そっか。来年から頑張ってね」
「ありがとうございます。えっと……」
「瑞輝でいいよ。なあ、零」
「うん。瑞輝には嫉妬しねぇし」
「零さん。宜しくお願いします、瑞輝さん」
「ああ、宜しく。紗弥ちゃん」



 笑った時に出来るえくぼが可愛い女の子。彼女と結婚する零を想像して俺も笑みを浮かべた。



~瑞輝side~