永遠の愛─先生の声─

【どうした?高野】


 保健室のドアを開けると、相川先生がパソコンから目を離す。

【寺島先生に来てって言われたの】
【そっか。じゃあ、これに座って待ってな】



 相川先生が保健室にある椅子を差し出した。

 しばらくして、先生がやってきて私は数学と社会の補習を受けた。



【お疲れさん】
【ありがとう。相川先生】


 相川先生が私達にコーヒーを手渡した。


【なあ。高野】


 コーヒーを一口飲むと、先生が筆談で話しかける。


【なんですか?】
【お前さえ良ければだけど、放課後に補習しないか?】
【いいんですか?】
【うん。遅くなったりするから高野先生に聞かないとダメだけどやるか?】
【はい。私が補習受ければ、授業は普通に進めれるし、みんなが補習しないで済みますもんね】



 そう思ったことを言っただけなのに、先生はびっくりしている。



【どうしたの?】
【いや、何でもないよ。また明日な】




 そう言うと、半分ほど残っているコーヒーを飲み干して、先生は保健室を出て行った。



【良かったな。高野】
【はい。これからよろしくお願いします。相川先生】


 私は、コーヒーを飲み干してから相川先生に挨拶をした。


【別にいつもと同じだろ?気をつけて帰れよ】
【うん。また、明日ね】
【ああ、明日な】