永遠の愛─先生の声─

~瑞輝side~

 明日の授業の準備をしていると職員室に来た高野が目に入った。


【高野。どうした?】
【あ、先生。数学でわからないところがあって……】
【……まだ、時間大丈夫か?】
【はい】
【じゃあ、俺が教えてやるから先に保健室に行ってて】
【わかりました】


 本当は方法が浮かばないわけではない。ただ、その方法は校長の許可が下りないだろうから実践出来ずにいた。
 でも、俺が高野の担任になった時に校長が言った『クラス全員を補習するのはダメですからね』という言葉と『クラス全員の気持ち』『教師への負担』を考えるとそれしかないと思った。


~瑞輝side~