永遠の愛─先生の声─

「瑞輝、どうすんだ?」
「何が?」
「どうせ苦情が来てんだろ?何年、一緒に居ると思ってんだ」
「やっぱりバレた?数学の教員から来てんだ。理科の教員もピリピリしてる」
「やっぱり」
「どうにかしないとな……。これ以上、遅らせるのは無理だろうし……」


 口で言うのは簡単だが、実際にはどうすれば良いかわからない。



 そして数日後。数学の教科担任、理科の教科担任から俺に苦情が来た。合わないのにそのやり方を無理にお願いするわけにはいかず、その先生に任せることにした。



~瑞輝side~