ミス&ミスター


この座席は一番奥。

みんな、せわしなく働いてて私のことなんて気にもかけない。

「無理なの、ごめん」

頭を下げて、去ろうとした時腕を掴まれる。

「・・・さつき?お願いだよ」

この人のそういう甘い声に私は弱かった。