生きたい

「バカにしてんのー??」

「あははは」

「ちょっと笑うのやめてよぉ」

「あぁごめんごめん・・あはははは」

「ちょっとぉ・・」

でもだんだんあたしも新道くんにつられて笑えてきた。

「はははは」

「志星ちゃんも笑ってるぅー」

「笑っちゃ悪いー?」

ガチャッ

後ろで扉の開く音がした。

あたしと新道くんは後ろを振り向いた。

そこには・・・

「・・晴輝?」

「志星・・・」

「ちょっとぉ晴輝ぃ早く入ってよぉ」

「え?・・・立花さん・・・」

その後ろには立花美香もいた。

「加藤さんもいたんだぁ。ぜーんぜん気づかなかったぁあははは」

立花美香はわざとらしく言って笑った。