生きたい

「うん」

「それは・・新道くんも同じだよ?」

「へ!?俺?」

「うん。新道くんがいなかったらもう今頃誰に何を言われても諦めてた・・」

「・・・・」

「ありがとうね」

「・・・・」

「新道くん?」

すると急に新道くんに抱き締められた。

「え!?新道くん!?」

「やっぱ無理だった」

「え?何が!?」

「こんなか弱そうな女の子が強気なこと言うなんて・・・」

「・・・・」

か弱そうって・・

「それはどういう意味・・・?」

「でも志星ちゃんは強いんだよな。誰よりも」

「・・?」