生きたい

そういってその女子はあたしを指差した。

思っても見なかった答えにビックリして

「へ!?あたし!?」

「そうよ!!あんたがあたしから慶介を奪うから!!どこまであんた質悪いのよ!!最低!!」

そういって彼女はその場に泣き崩れた。

「真里大丈夫!?」

数人の女子が駆け寄ってきた。

「ほんっとあんたって最低!!」

「こんなことして何が楽しいの?」

「真里に恨みでもあんの!?」

「だから俺が告ったって言ってんじゃん」

「慶介は黙ってて・・・あたしとこいつの問題なんだから」

そういって真里はキッとあたしを睨みつけた。

「ねぇ聞くけど慶介を利用するつもり?晴輝とより戻したいから?」

「っ・・・」

あたしは言葉を失った。