あたしは目を閉じて歩いた。
「大丈夫か?」
新道くんが聞いてきた。
「ちょっと・・・絶えられないかも・・」
「耳塞ぐ?」
「できれば塞ぎたいけど自分ではできないかも・・・なんか変だし・・」
「わかった。俺が塞いでやる」
そういうと新道くんはつないでいた手を離してその手をあたしに耳に持ってきた。
何も聞こえてこない・・・
だんだんと落ち着いてきた。
あたしには今何も見えないし何も聞こえない。
「教室ついたぞ」
新道くんの声がした。
それと同時にあたしの耳から手が離れた。
すると一気に雑音が聞こえる。
あたしはそぉっと目を開けた。
「大丈夫か?」
新道くんが聞いてきた。
「ちょっと・・・絶えられないかも・・」
「耳塞ぐ?」
「できれば塞ぎたいけど自分ではできないかも・・・なんか変だし・・」
「わかった。俺が塞いでやる」
そういうと新道くんはつないでいた手を離してその手をあたしに耳に持ってきた。
何も聞こえてこない・・・
だんだんと落ち着いてきた。
あたしには今何も見えないし何も聞こえない。
「教室ついたぞ」
新道くんの声がした。
それと同時にあたしの耳から手が離れた。
すると一気に雑音が聞こえる。
あたしはそぉっと目を開けた。

