『和也、今日はオセロやってたんだね。』
 
 『うん。』

 『私も和也と二人でやりたいな~。』

 『あははっ!いつかできるといいね。』

 『今度遊ぼうよ。』

 『いいよ。』
 
 『やった~。いつならあいてる?』

 『じゃあ、明日部活ないし、明日は?』

 『いいよ~。』

  
  あのときの美羽先輩。
  すごく楽しそうだったな。

  和也先輩への“想い”が
  あの笑顔にこめられているの?


   いろいろな考えがうかぶ...。
   
   その瞬間。