「美羽先輩と和也先輩って 仲いいんですね。」 「え...」 3人しかいない美術室が 一瞬にしてこおりついたようになった。 「あ、そりゃあまあ幼なじみだし。」 「そうなんですか。」 「うん。親どおしも仲いいよ。」 「いいですね。何でも言い合える幼なじみがいて。」 「相手が美羽だもん。 そこまでよくないよ。」 「美羽先輩が幼なじみだったら すごくいいじゃないですか。」 そのとき私はひとつの疑問を抱いた。