はぁ…わかんねぇ…


あれから二日ほど
経ったけど…


何でだ?


先輩に襲われていた
小谷を見たら…


妬いた。
触らせたくない。


こんな感情とか、
初めてでわかんねぇ…


しかも、小谷は
俺と目も合わせない。


避けられている。


何か、辛いんだ。


「憐…」


そこには悩みが
あるような顔をした…


――――佳菜子。


「何だよ」


「日菜子がぁ…」


泣きそうな顔を
している佳菜子…