「…男の子達に
見られてる様な気が…」


「うんっ!」


“うんっ!”って、
知ってたって事!?


あ、そっか…


佳菜子って、すごく
モテるんだった…


一緒に居るから
私も見られてるんだ…


「着いたね〜?」


「うん!」


私達は、教室に
入って…みたけど…


「バスケ部多っ!!」


私の思った事を
佳菜子が先に言う。


「日菜子ちゃーん!」


ギュッ


「へっ?」


いきなり抱きつかれ、
私は頭が真っ白に…