「クラス表見に行こ♪」


「あ、うんっ!」


私達は、名前だけじゃ
なく…顔も似てる。


とくに繋がりもないし、
中学に出会った。


すごく気も合うし、
頼りになる。


同じバスケ部。


――――クラス表前。


「えーっと…」


私は、順番に見る。


「あ、あった!」


佳菜子の方を
バッと見て言った。


「私もあったよ♪」


佳菜子はニコッと
笑いながら言う。