たくさんの愛を君に




夏紀が入場すると
真っ白なタキシードに身を包んだ啓太がいた



静かに啓太の元に一歩ずつ向かう



思い出を思いだしながら


出会った頃のこと
初デート
記念日…


沢山の思い出が胸に溢れてくる




啓太の隣に行くと
啓太は何故か目を逸らし顔を赤くした



「やっべ///
キレイすぎ…
他の男に見せたくない…」


そう耳元でつぶやいた



それを聞いた夏紀も顔を真っ赤にさせ
「啓太だって…かっこよすぎだよ」



二人で微笑みあった