大好きだバカ!嘘!大好き!





毎日あんなに楽しかったのに…


どうしてこうなってしまったんだろう…






体育大会前日。


裕也から呼び出された。

『付き合って?』


いつもの裕也とは違う。
真剣な目だった。



『はい。』




いつもなら好きだよ。なんて
簡単に言う裕也なのに、

この時は素っ気ない、緊張した裕也だった、




『はは(笑)
沙羅、顔真っ赤だよ?』




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『ゆ、ゆ、裕也こそ//////』



『るせ。嬉しい。』