ゆびきり指輪

「ねぇ、舞。」



「何、雪ちゃん?」



「その指輪って…」



「これは…5ヶ月前にいきなり千尋から送られてきたの。


“もうすぐで帰るから、帰ったら結婚しよう”って、手紙付きで。」



「えっ、じゃあもうすぐなんじゃ?」



「ううん。

その2ヶ月後にまた手紙が来て、

“悪い、また延びる”って」



「そんなっ…!」



「仕方、ないよね。仕事なんだもん。「舞!」



「だけど、だけど不安なの!!

本当に千尋は私の所に帰って来るか!」



「もしかしたら私のことは飽きてしまったんじゃないかって…

千尋のこと、疑わずにはいられなくなるなんて、彼女失格だよね…私」