頭の上から心地いい 低い声が聞こえてきた。 声…好きだな。 …って!何考えてんの、私!! 「よ、よろしくお願いします…」 周りを見たらもうみんな デスクに向かっていて。 立っているのは 私と笹岡 啓吾[ササオカ ケイゴ]さんだけ。