だけど私も適当に付き合ったのも悪い。


だから私は許した。


まあ晃くんに助けられなかったらもっと深い傷が残って
許せなかったかも



晃くん本当にありがとう。



ありがとう。



その時晃くんが倒れた。


私は泣きながら必死で晃くんの名前を呼んだ。



こんなに人が倒れて必死に泣いたことはまずない。



それから救急車に電話して晃くんは運ばれた。


病院について殴られて気絶しただけだから
今日一日だけ入院してあとは帰っていいと言われた。

私は晃くんの手をぎゅっと握った。


晃くんの顔は殴られても整っていて
綺麗で

いつの間にか見惚れていた。


晃くんが目が覚めた



私が謝ろうとした


気にしなくていいといった。



どうしてあなたはそんなに優しいの?


私は彼の優しさに引かれていった。
初めて男の子をすきになった