苺ミルク




男なんてみんな死んじゃえ。


そう思った。


そして



ビリッビリッ‼



私はスカートを裂けられた。


「お願い!やめて!」


「やめて!」


私はまたそう言った。本気でやだ。



潤はやめてくれなかった。



お願い。誰か助けて。




その願いを込めて私は抵抗し続けた。




ドンッ!



ドアが空いた。



もう学校には誰もいないはずなのに。



天草晃だった。