「ここは複雑な造りで・・・今回使えそうな道具がある部屋に行く途中で、魔法の残留物がちょうど私たちに反応してしまったの」 「それがお前が俺らを見つけたとこ。おかげで助かったぜ。おそらく、2日は足止めされてたろうから。」 あの中で腹は空かないのか? 俺はふと疑問に思うのだった。 「今向かっているのが本来行きたかった所だ。そこはまぁ、いわゆる宝物庫ってとこだな」 「へぇ」