「まあ、これがありゃなんとかなるぜ」 杯を受け取ったケントは、そう言った。 「これでどうすんだ?」 「この杯に、古(イニシエ)の清水を入れ、姫君の歌を響かせるの。つまり後は、私次第ってとこね」 ガラガラガラガラ… 足の踏み場が全くないので、もう宝物たちを押しのけていくしかない。(もちろん、ここでも俺は無言の責め苦を受ける・・) ケントとコハルがドアに向かうのに続いて進む。 「…んで、次はどこに行くんだ?」 「決まってんだろ。 古の清水を取りに行くんだ」