「・・・」 「ん。わかった」 なにがわかったと? なにを言っとる、この王子。 すると王子は、またもグイッっと手を引いた。 「!?」 腰に手をまわされ、私を立ち上がらせると、 なんとまさかのホール中央へ進んでいくじゃーありませんか。 踊っていたみんなは、ささっと壁際にはけ、音楽もかわった。 「・・・あの?」 自分でもよくわからない問いに、王子はスッと近づいた。 そして 私の耳元に口を寄せて言った。 「俺に体預けて、お人形になっとけ」 ・・・むか。