私だけの俺様王子

大丈夫。大丈夫。


そう、自分に言いかける私。




そのとき・・・―――!!!


プルルルルル.......

電話がきた。


そこには〔旬〕の文字。

なんだぁー・・・旬かぁ・・・。

びっくりした・・・。

旬とはメルアドを交換した。二人でショッピングしてるとき。


『もしもし。』


『愛羅！ストーカー、大丈夫??』


『う・・・ううん。すごく、怖い・・・。』


『大丈夫だよ！もうじき、王子様がくるから。』


『王子様・・・・??』


『そう。王子様！』


王子様かぁー・・・。


この世に存在しないような人物。


それが今存在しようとしてるんだね・・・。