私だけの俺様王子

抱きしめられた。


「なんで・・俺じゃないんだよ・・っ」


そう言って泣く旬。


私はひどく、気分が悪くなった。


私の苦手な男の子を私は泣かせた。



サイテーじゃん。私。



「ふぅー・・・。大丈夫。OKだよ。」


「あ。うん・・・。えっとー・・・次は手をつなぐんだよね・・・??」


ヤバイ・・・。ドキドキしてきた。


゛手をつなぐ゛って久しぶり。


幼稚園のときに恭ちゃんとつないだぐらいだもん。


「マジでいいの・・・?」


「え。だって、つなぎたいんでしょ?」


だって、うん。つなぎたいなら・・・。


旬だから許すってわけじゃないけど私、悪い事しちゃったし・・・。




「・・・泉に、勘違いされるかもよ?」


ズキッ―――――――



゛勘違い゛・・・