どことなーく誰かに似てるような…
「鈴音、知ってる…?」
あたしは小声で鈴音に聞いた。
「し、知らない…」
鈴音もあまりの勢いに圧倒されてるようだった。
「あれいねぇ!!
ここにいそうな気がしたんだけど!!」
すると男の子は大きな声でそう言った。
………うるさいわ!!
こんな煩いの寿ぐらいだぞ!!
ひょっとして寿の弟か!?
「あっどこにいるか知りませんか!?」
その男の子はあたし達に問い掛ける。
「……は?」
あたしはそんな声しか出なかった。
そりゃそうだよね。
「知らないッスよねー!!
失礼しましたー!!」
バタンッッ!!
………誰をだよ!
そしてドア壊れるって!!


