「空愛ーっ!
大丈夫だった!?怪我してない!?」
溜まり場に入った瞬間あたしに駆け寄ってきてあたしをユッサユッサし始める鈴音。
いやそっちは大丈夫だったんだけど、今は非常にヤバいかな。
心配してくれてるのはものすごーく嬉しいんだけどね?
「り、鈴音…!
大丈夫だったから!大丈夫だったから、離してー!」
あたしがそう叫ぶと、鈴音は“良かったー”と言ってあたしから離れた。
……うん、そんな笑顔見せられたら、嫌でも許しちゃうよね。
そこで気付く。
龍蓮が、いない。
「鈴音、龍蓮は?」
「んー?
なんか電話かかってきて、嫌そーーにどっか行った」
どんだけ嫌だったんだよ。
「そっか」
龍蓮がどこに行ったか少し気になったけど、大したことじゃないだろうと思い、部屋に入った。
多分、今日アイツらをやったことで、あたしの戦法はDARKに知られただろう。
あっちには、紗榮以外にもあたしの戦法知ってる人いるしねー…
でもまぁ、戦法知られたぐらいで負けるわけないから、気にしないけどね―…


