「部屋広くね?」
龍蓮が部屋に入った途端そう言う。
確かにすごく広い。
何人部屋だってぐらい広い。
「ねーねー!
早速温泉行こ?」
早くないかと思ったが、鈴音が可愛かったから温泉に行くことにした。
「じゃあ出たらここで待ち合わせねー♪」
鈴音の言葉ともにあたし達は別れて温泉に向かった。
脱衣場に行って、一瞬脱ぐのを躊躇った。
あたしの左腕には…
“空海鈴龍”と刺青が入れてあるから。
これは鈴音も龍蓮も同じ。
刺青があることを知られたらどんな目で見られるか分からない…
だけど、あたしはこの刺青が入ってることを恥じてない。
これはあたし達の意思だから。
恥ずべきことなんて何もない。
そう思ったあたしは温泉に入った。


