「…はぁ?」
そして意味が分からないというような声を出す。
ていうかホントに意味が分からない。
「お前らKILLじゃねぇか!!
堂々とスパイ宣言か!!」
すると紗榮達の周りの空気が暗くなった。
「……抜けさせられた」
そう言って紗榮は左の髪を上げた。
そこにはホントに、KILLの証であるピアスが外されていた。
KILLは、どんな状況であろうとピアスを外すことを許さない。
だからスパイがいればすぐ分かるんだ。
「退学、したくないの。
KILLにいれなくても…」
“空鈴龍の側にいたい”
きっとそう言いたかったんだと思う。
まぁ…スパイじゃないと分かったことだし…
「…しゃあねぇなぁ…」
俺は紗榮達のDARK所属を認めた。
悔しいけど…
DARKには、そういう奴が結構いんだよ…
KILLにはいれないけど、KILLの近くにはいたい、って奴らが…
―朔眞side end―


