―朔眞side―
「朔眞、空鈴龍の奴ら、温泉言ったらしいぜ」
どこから仕入れたかは分からないが、悠が俺にそう言った。
悠は俺らDARKにとって情報屋みたいな感じだ。
そしてつくづく思う。
KILLって…ホントマイペースだな。
この時期に旅行って…
「おー分かった。
じゃあ下の奴らに伝えといて。
空鈴龍いないのに手出しても無駄だからな」
「了解。
それと、客」
悠は一瞬だけ嫌そうな顔をして客とやらを部屋に入れた。
俺はその客を見て呆然とする。
客って……
KILLじゃねぇか!!
そう、KILLの女4人組。
真ん中に立ってる奴が…
確か紗榮って名前。
「………何のようだよ?」
俺はそいつらに聞いた。
すると…
「うちらをDARKに入れて」
一瞬耳を疑った。


