―海李side―
俺は朔眞が例の女に会いに行くと聞き、朔眞の後をつけた。
最澄と名乗る女が、俺の思っている奴か確かめるため。
朔眞と女が話しているのを、しばらく聞いてた。
朔眞は女を勧誘するが、女は断る。
「何でだよ?」
「フッ You are an existence which should be hated we for.」
女は一瞬笑ったものの、次の瞬間とてつもない殺気を放ち、周りが凍り付くような感じがした。
その声、言葉、殺気…
全てで悟った。
あの女は、KILLトップ、空鈴龍の1人、高山 空愛だと…
空愛が英語を使ったのは、今怒りを買うと面倒だからだと思う。
アイツは帰国子女だから、英語はペラペラ。
空愛は言葉を続ける。
「意味分かりませんか。
なら、さっきからずっとそこにいる人に聞いてみてください」
…いること、バレてたか…
さすがKILLトップなだけはあるな。
例え俺が気配を消してたとしても、気付かれてたと思う。
空愛が朔眞に俺の存在を明かしたため、朔眞はこっちに近付いてくる。
その間に空愛は消えた。


