「やっぱり、今日なら会えると思ったんだよ」
そう言いながら近づいてくる。
「あたしに何か用ですか?」
「アイツら、何者かなぁと思って。
お前なら知ってそうじゃん?
夜龍のこと知ってたし」
「……残念ながら」
あたしはそう答え自嘲気味に笑った。
「じゃあ…お前、DARKに入らねぇか?」
ほら、やっぱり引き入れようとした。
無駄だって言ったのに。
「DARKの一員になれば、お前が持ってる情報聞けんだろ?」
そんな簡単なことではないと、何故気付かないのだろう。
「お断りします。」
あたしは…
KILLだから。
「何でだよ?」
水本は不服そうにあたしに問う。
「フッ You are an existence which should be hated we for.」
あたしは鼻で笑いそう答えた。
あたしの言葉に水本は首を傾げる。
この言葉の意味が分からないようだ。
「意味分かりませんか。
なら、さっきからずっとそこにいる人に聞いてみてください」
あたしはそう言って曲がり角の辺りを顎でさす。
そして水本がそっちを見た瞬間、気配を消し屋上に向かった。


