あっという間に時は過ぎ、永浜の言っていた“近いうち”がきた。
「空愛!!アイツらが…」
寿のその言葉ですぐ察した。
永浜達が攻めてきたのだと…
「永浜か…
空愛、どうする?」
龍蓮が言ってるどうする?は、あたしが行くかどうかを聞いてるんだと思う。
唯一あたしは永浜と話してるから。
「行かない。
どうせDARK出てくるだろうし」
「分かった」
「空愛、勝ってくるからね」
鈴音が力強くそう言うから、あたしは笑顔で頷いた。
それを合図に部屋を出ていく鈴音と龍蓮。
あたしはそれを見送ったあと、パーカーを羽織った。
そしてフードを被り、部屋を出て部屋の鍵を掛け屋上に向かう。
小走りしながら屋上に向かっていると、気配を感じ、足を止めた。
顔をあげる。
そこには…
「水本…」
満足そうに笑って立っている水本がいた。


