「次会うときが最後、か…」
部屋に戻る途中、鈴音が呟く。
アイツらの目的は…嵐雄学園を潰すこと。
見た感じ、お坊っちゃん学校だよなぁ…
実際、永浜は社長子息だったし。
「空愛、永浜達、強そう?」
そう聞いてくる鈴音に、あたしは笑う。
「大丈夫。鈴音達のが強いよ。
それにこんなとこで負けてられないでしょ?」
その言葉にニッコリ笑う鈴音が可愛くてしょうがない。
「ここで負けちゃ、僕たちの目的は絶対果たせないもんね」
そしてその笑顔のまま悲しそうに呟いた。
大丈夫だよ。
目的は果たせる。
絶対に果たそう。
あたし達の目的を果たすためには、No.1であり続けなければならない。
No.1じゃなきゃいけない。
No.1じゃないと……意味ないんだよ。
あたしは自分にそう言い聞かせる。
あの人はきっと、そんなこと望んでいないのに…


