「みんな辞めてよ!!」
瑞「ごめんごめん。
でもよかったね、そんな子がいて。」
琢「友達…大切にしろよ?」
「うん!!」
ニコニコしていると一が優しく頭を撫でてきた。
哲「つか周りから嫌がらせされてたのか?」
哲のその一言に全員がはっとし、さっきまでの暖かい空気が一気に冷たくなった。
一の手は見事にその場で止まっていた。
「嫌がらせっていうか……馬鹿にされていたというか……。」
一「しめにいくぞ。」
「ストップストップ!!
私は気にしてないから!!
そりゃ一は苦しかったけど……でもみんなの言葉のおかげで途中からなんとも思わなくなったから大丈夫だよ!!
それにみんなのおかげで自分らしくオーディションも受けれたしね。」
一「そうか…。
今度何かあったらすぐに言ってこいよ?
………そいつら叩き潰すから。」
「あ…ありがとう……」
何があっても一には言わないでおこうと思った。
だって目が本気だったんだもん…。
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